最近は10月に入っても暑さが厳しい日も多いが、植物を観察し続けていると確実に季節が移り変わっていることを感じる。
野生で咲いている時のヤナギランの花色は濃い赤紫であるが、描いたのは長野駅前露店の山野草店で求めたもので、鉢仕立てで淡いピンク色。
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ヤナギラン(アカバナ科)
花期は7月~9月。和名の由来は、葉がヤナギに似ていて花をランにたとえたことによる。山火事のあとに大群落になることがあるのでFireWeedとも呼ばれている。
平塚に引っ越す前住んでいた大磯で見つけた秋草、イシミカワ。
ブルー系の実のようにみえるのは、実際には厚みを増し多肉化した萼(ガク)、それに包まれて中には黒色の堅い痩果がある。
三角形の葉や、丸い托葉、美しい実にみえる萼(ガク)など、造形的にとてもおもしろい。
お読みいただきまして ありがとうございます。
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次号もお楽しみに!
千鶴.
コメント
コメント一覧 (2)
コメントありがとうございます!
植物を観察し始めると新しい発見の連続で興味が尽きることがありません。
かつて 牧野富太郎博士も、
「世人がいま少し植物に関心を持って注意をそこに向けるならば、
その人はどれほど貴い知識と深い趣味を獲得するのであろうか、
ほとんどはかり知られぬほどである。」と言われています。