晩秋のブドウの葉が出来るまで

まずブドウの葉をよく観察しながらシャーペン(HBまたはB)でデッサン。植物は細かい部分を描くことが多いので芯の細い(0.3mm)シャーペン、細かい部分が消せるよう角や細密画用ケシゴムが活躍。紙はBBケント紙を使います。

描いてみたくなった人は、落ち葉1枚、花1輪からはじめてください。

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デッサンができたら透明水彩で着色。
葉を観察しながら一番明るい色を全体に淡く平塗りします。

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ぼかし塗りをしながら描いていきます。

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細い水彩筆を使って線描きも入れながら仕上げていきます。

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最初は葉1枚描くのも大変ですが、そこで投げ出さないで数をこなすうちに、今まで難しかったものがだんだんやさしく感じられてきます。ここまでくればしめたもの。

やりはじめると夢中になって時間がたつのを忘れるほどです。


毎日の練習で、どんどん形がみえてきます。
描き終わったら必ず日付けと採集場所を記録しておきましょう。


あなただけの植物観察日記や図鑑ができるかもしれません。
ハガキやカードのすみに描くのも素敵。部屋に飾ることもできます。


お読みいただきまして ありがとうございます。
次号もお楽しみに!
千鶴.