明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年最初の植物は「フキノトウ」。この作品は、中・高同窓生Oさんの御自宅の庭に古くから育つ5つの植物画の依頼を受けた1つである。
2017年08月は「ミョウガ」を紹介 (2017年8月部分を☜クリック 過去記事が見れます)
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やや湿った川沿いの土手、崩壊地などに生える多年草で、横に長く這う地下茎がある。まだ空気が冷たい1、2月ころからフキノトウと呼ばれる花茎をのぞかせ春の到来が近いことを告げてくれる。花が終わると雌株のフキノトウの茎が伸びて高さ50㎝ほどになり、白い冠毛のある実は風に飛ばされる。昔から食べられていた数少ない日本原産の野菜である。
教室でフキノトウに雌雄があると説明するとみんなにビックリされる。知らない人が多い。白色の雌花と花粉で黄色っぽい雄花をみわけるのは難しいが、それもそのはず。花が咲く前に採集して食べてしまうので多くの人がちゃんと観察していない。私もこの見分けがつくようになったのは最近のことである。
お読みいただきまして ありがとうございます。
今年もお楽しみに!
千鶴.
コメント
コメント一覧 (4)
ブログが3年目に入ったお祝いとコメントをいただきましてありがとうございました!
これからも どうぞよろしくお願いいたします。
「薹が立つ」という表現は女性には嬉しくない表現ですね。
蕗の薹を詠んだ2句はとても素敵です!
私は、多分 お二人とも「蕗の薹に雌雄がある」とは知らなかったと思います。
ほとんどの人が知らないことを知ってるってちょっと楽しいことだなと感じています。
先ずは、貴ブログの「3年目」をお祝い申し上げます。
ファンとして、お慶び申し上げます。
さて、蕗のとうに雌雄があるとブログで拝見し、最近新しくしたスマホで調べると、蕗のとうの「とう」は「薹」と書いて、花茎を表し「薹が立つ」とは、硬くなって食べられない状態を言うそうです。この言葉はあまり男性には使いませんね・・・。また「俳句」で調べてみると、
莟(つぼみ)とは汝(な)れもしらずよ蕗の薹 蕪村
ほろ苦き恋の味なり蕗の薹 杉田久女
素敵な句が見つかりました。二人とも雌雄があるのを勘付いていたのでしょうか・・・。