平塚駅の線路際にビロードのような質感の大きな葉をロゼット状に広げ、穂状の花穂を柱状に伸ばし堂々とした姿をいくつも見せてくれている。
線路の柵の中には入ることはできないので、柵ギリギリに咲いていてなんとか手の届くものを採集し、ようやく描くことができた。
種の寿命は、植物によってそれぞれで、短いものもあれば長いものもある。
『実とタネキャラクター図鑑』多田多恵子著(誠文堂新光社刊)に、「タネは時空を超えるマイクロカプセル」とのコラムの中で、「眠っている間も、タネのセンサーはあたりを見張っています。そして、明るくなったとか、地表の温度が高くなったといった環境の変化を鋭く感知して、「よし、今だ!」とばかりに芽を出します。」と書かれている。
そしてビロードモーズイカのタネは100年眠っても生きていることが確かめられているそうだ。
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来月もお楽しみに!
千鶴.
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