あけましておめでとうございます。
2016年に始まったブログも今年で4年目入りました。
これからもよろしくお願いいたします。


 主人が元気だった頃、1月7日の前日の6日に田んぼへ七草粥に入れる野草{セリ、ナズナ、ゴギョウ(ハハコグサ)、ハコベラ、ホトケノザ(コオニタビラコ)、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)}を採集しに行き、実家や親戚にも届けていた。
 今思うと贅沢なことだったなと思う。ただし、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)は、ヨメナとノビルをあてていた。

 主人が亡くなってからは、毎年スーパーの七草粥セットを使っている。

セリ   セリ科
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1月セリ
  • 湿地性の植物で多年草。土や泥の中を横に這うように地下茎を伸ばす。
  • 昔から食用に利用。
  • 西洋では、食べる習慣はないようだ。
  • 名前の由来は、まるでりあうように群生していることによる。

 主人が教職にあったころ編集した藤沢市教育文化センター刊の「身近な草・きのことの語らい」に 以下の文が載っている。

 「野の草を食べるのは、楽しいものである。しかし、除草剤などの農薬を心配することなく、安心して「つみ草」ができるところは開発などにより年々少なくなっている。

 また、つみ草をするにも、根こそぎとるのではなく、毎年つめるよう、自然の恵みを少し味あわせてもらうんだという気持ちが大切である。」

 まったくその通りだなと思う。これが、24年前に書かれた文章なので、普通につんで食べれる草は今ではもっと減っている。残念なことだ。



「松本千鶴 枯れた植物の魅力展」のお知らせ

 母校の湘南高校歴史館内ギャラリーにて私のミニ展覧会を開催しています。先月UPの記事「松本千鶴 枯れた植物の魅力展」をご覧ください。

 また、湘友会(湘南高校同窓会)ホームページに、ミニ展覧会の記事を掲載しています。「松本千鶴の枯れた植物の魅力展」も併せてご覧ください。



お読みいただきまして ありがとうございます。

来月もお楽しみに!

千鶴.