秋風を頬に受けながらの散歩中、イヌタデの姿がぼちぼち見られると、懐かしく思い出すのは幼い日のままごと遊び。
確か母からイヌタデのことをアカマンマと呼ぶと教えてもらった。イヌタデのつぶつぶを手でしごいてお赤飯に見立て、ままごとの茶碗に入れながら楽しくわくわくした気持ちになったものだった。

タデ科の植物は地中の窒素分の多い所によく生えるので窒素指標植物のひとつである。これらの植物は、目をよーく近づけて観察するとその美しさをキラキラさせながら一生懸命咲いている様子がみえて思わず感動してしまう。

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左:ミズヒキ 右上:イヌタデ 右下:ヒメツルソバ
(タデ科)

タデの仲間

ミズヒキ:半日陰の草むらなどに生える多年草。めしべの先が長く伸びてその先はかぎ状に曲がり実になるので動物の体にくっついて運ばれる。この実が上側は赤く、下側が白いため紅白の水引きにたとえてこの名がある。

イヌタデ(別名アカマンマ):道端や荒れ地に生える1年草。花に見えるのは花びらでなくガク。

ヒメツルソバ(別名ビクトリアンカーペット):ヒマラヤ原産。日本にはロックガーデン用として明治時代に導入された多年草。秋には葉が紅葉し、グランドカバーとして用いられる。



8月7日にブログ宛へ下記メッセージをいただいたのでご紹介します。

キリン淡麗グリーンラベルから、誕生花辞典の決定版『365 FLOWERS』が本日8月7日花の日に合わせて公開されました。イラストは日本でも個展を開かれるほどのポール・コックス氏が担当、それぞれの誕生花は劇団員として表現されており、花言葉はもちろんその花の原産地や特徴なども踏まえたデザイン/楽しいアニメーションとなっています。
---お楽しみください---

☟絵をクリックすると『365 FLOWERS』が見られます
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365 Flowers

松本千鶴の「やすらぎのボタニカルアート」ブログに
 花の日を機会に『365 FLOWERS』のご紹介依頼をお受けしましたので、
 ボタニカルアート繋がりとして、皆さんに楽しんでいただければと掲載させて頂きました。
     
お読みいただきまして ありがとうございます。
来月もお楽しみに!
千鶴.