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明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年最初の植物は「フキノトウ」。この作品は、中・高同窓生Oさんの御自宅の庭に古くから育つ5つの植物画の依頼を受けた1つである。
 2017年08月は「ミョウガ」を紹介 (2017年8月部分をクリック 過去記事が見れます)

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フキ(キク科)
フキノトウ-1

やや湿った川沿いの土手、崩壊地などに生える多年草で、横に長く這う地下茎がある。まだ空気が冷たい1、2月ころからフキノトウと呼ばれる花茎をのぞかせ春の到来が近いことを告げてくれる。花が終わると雌株のフキノトウの茎が伸びて高さ50㎝ほどになり、白い冠毛のある実は風に飛ばされる。昔から食べられていた数少ない日本原産の野菜である。       

    
教室でフキノトウに雌雄があると説明するとみんなにビックリされる。知らない人が多い。白色の雌花と花粉で黄色っぽい雄花をみわけるのは難しいが、それもそのはず。花が咲く前に採集して食べてしまうので多くの人がちゃんと観察していない。私もこの見分けがつくようになったのは最近のことである。

     
お読みいただきまして ありがとうございます。
今年もお楽しみに!
千鶴.