私が銀座に出かけると必ず寄るお店がある。銀座松屋の裏、山野草専門店「野の花 司(つかさ)」
今回の作品は数年前そこで求めた樹木の枝2点である。
絶滅危惧種に入っているナツハゼ。落葉低木で、夏にハゼノキのような紅葉が見られることから名付けられた。
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果実は10月~11月に黒く熟す。甘酸っぱいため生で食べれる。
リンゴに近縁の野生種のエゾノコリンゴ。ズミによく似ているが葉に切れ込みがない。
初めてここに入店した時、大都会から急に山野に足を踏み入れたようだった。小さなお店だけれど、そこだけ別世界が広がり空気も違う。店内を見渡すと普通の花材店ではまず見られない植物ばかり。
「野の花 司」のような山野草に特化された生花店は都会には大変少なく、本当に貴重な存在だ。
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