松本千鶴の「やすらぎのボタニカルアート」

優しく温かなやすらぎ        日本のボタニカルアート         Gentle, warm, peace of mind    Japanese Botanical Art

2016年08月


生徒さんからいただいた鉢のバレリーナの可愛さに感動して絵にした。 
一重咲きの可愛らしいミニバラ。

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バレリーナ(バラ科)

名は、ピンク色のドレスを纏いながらたくさんのバレリーナが踊っている様子を語っている。薄ピンク色の花びらの透明感はみつめていると心まで透明にしてくれるようだ。



これは、秋のある日、平塚駅を出てすぐの花屋で輝いていたミニバラ。

チューリッヒ(バラ科)
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色が淡い薄ピンクで私の好きな色だ。
つぼみの形が、これまたすごくかわいい。


お読みいただきまして ありがとうございます。
次号もお楽しみに!
千鶴


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好きな色は、白系、淡いピンクグレイ系、淡いグリーン系、ベージュ系、紫系だが、これらの色のバラは、なかなか手に入らない。それだけに手にした時は嬉しい。

柔らかな色調のバラは描きながらも、その美しさに、しばしうっとりししてしまう。

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ペネロープ(バラ科) 
   
バラ苗の店で一番心引かれたバラ。
香りがすがすがしく、咲きゆく色の変化は美しく見とれれてしまうほどだ。


つぼみから開きかけ、1日たっただけでも色を変えていくその姿に、筆の方が追いつかない時もある。

ハッピーバースデー(バラ科)
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淡いピンクがかった白い花びらの重なりがなんとも柔らかくて美しい。
ブライダルなどにも良く使われるそうだ。



観察しつつ描いていると、心が柔らかくなっていくのがわかる。


お読みいただきまして ありがとうございます。
次号もお楽しみに!
千鶴
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私は、植物画を始めた頃、バラの絵を描く気は全くなかった。バラというと、花屋で売られているケバケバしい色調のイメージが先に立っていたからだ。

だがのちに、バラにはたくさんの種類があり、柔らかな色調のバラも種々あることを知った。
そして今では、とても心引かれる題材のひとつになったのである。

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イプノーズ(バラ科)
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私の好きなバラの色味を象徴している。
京成バラ園で作り出され、とても渋めでソフトないい色をしている。



バラを描くようになった大きなきっかけは、2006年の茅ヶ崎美術館での展覧会で、バラをテーマのひとつにいただいたことであった。


エクストリーム(バラ科)
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一目見て大好きになったバラ。
教員を退職してバラ栽培を始められた友人が持参してくださったもの。



私が好きなのは野生の一重のバラであるが、オールドローズやモダンローズにも描いてみたいものがたくさんある。


ジュリア(バラ科)
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四季咲きだが、咲く時期によって微妙に花の色が違う。
秋の低温な時期の発色がシックで美しく、私の好きな色になる。


茶系の渋い色合いのバラは最近人気があるようだ。
私はこういう色のバラが好きである。



次号へ続く


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次号もお楽しみに!
千鶴

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