強い日差しが顔を出す日には、深緑の木陰にそよぐ風や夏の植物に、真夏日でこそのやすらぎをもらえる。

数年前、中高同窓生のOさんからご自宅の庭に古くから育っている植物を5種類描いてほしいとのお話しをいただいた。その中の一つがミョウガだった。夏の味覚といえばソーメン、その薬味としてかかせないミョウガ。

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ミョウガ(ショウガ科)
ミョウガ1
東アジアが原産。人間が生活していたと考えられる場所以外ではみられないことから大陸から持ち込まれて栽培されてきたらしい。繁殖は、地下茎の栄養体繁殖が主体。名前の由来は、大陸からショウガと共に持ち込まれた際、香りの強い方を兄香(せのか)弱い方を妹香(めのか)と呼ばれ、のちにショウガ、ミョウガになったという説が有力。


私が絵を描く仕事をしていられるのは、人生途中でご縁あって出会った人々、なかでも教室に通ってくださる生徒さん達と今回のOさんのような学生時代からの友人達の応援によるところが大きい。個展を開催すればかけつけてくれ、ずっと応援してくださっている方々にはただただ感謝の気持ちでいっぱいである。

  
お読みいただきまして ありがとうございます。
来月もお楽しみに!
千鶴.